お問い合わせ
相談会のご予約
MENU

カーテンを開けて暮らせる家づくりのすすめ|間取りのポイントや施工事例も紹介

2026/1/15

カーテンのない家のリビング

SNSや雑誌、モデルハウスなどで見かけるような素敵な住まいは、カーテンを開けて光や景色を暮らしに取り込んでいることが多いです。

一方で、実際の暮らしでは周囲の視線や西日が気になり、大きな窓を設けてもカーテンを開けられず、理想とのギャップが生まれる場面もあります。

カーテンを開けて心地よく暮らせる家を建てるためには、魅力と課題の両方を理解し、設計段階で適切な対策を講じることが欠かせません。

窓の配置や高さ、建物の形状、外構との連動、暮らし方に合わせた設計が整うことで、自然とカーテンを開けて過ごせる時間が増えていきます。

そこでこの記事では、カーテンを開けて暮らせる家の魅力と注意点、間取りづくりのポイントについて詳しく解説します。

間取りの工夫で、プライバシー性と開放的を両立したおしゃれな注文住宅の施工事例も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

 


コラムのポイント

  • カーテンを開けて暮らせる家の特徴やメリットを整理し、自然光を取り入れやすい住まいづくりの考え方を解説します。
  • 窓の配置や建物形状、外構計画などを組み合わせることで、開放感とプライバシーを両立しやすくなります。
  • 実際にカーテンを開けて暮らせる間取りを実現した注文住宅の施工事例を紹介します。

 

カーテンを開けて暮らせる家とは

リビングのカーテンを開けて暮らせる家

周囲の建物が近い日本の住宅環境では、雨戸やシャッター、カーテンやロールスクリーンでプライバシーを守るライフスタイルが一般的です。

一方で、雑誌やSNS、モデルハウスで紹介される住まいは、大きな開口部から自然光が入り、視線が抜ける開放的な空間が多く、誰もが一度は憧れを抱くものです。

ただ、こうしたイメージだけを頼りに家づくりを進めると、周囲の視線が気になってカーテンを閉めたままの生活になり、圧迫感や暗さを感じてしまうことがあります。

理想の光景と実際の暮らしの間にギャップが生まれる理由は、周辺環境や窓の配置を十分に読み解かずに計画してしまう点にあります。

戸建て住宅であっても、間取りや窓の高さ・向き、外構との連動を丁寧に整えれば、自然光を取り込みながら心地よく過ごせる住まいを実現可能です。

マンションの高層階は開放的な印象がありますが、近くに同じ高さの建物があれば視線が交差しやすく、カーテンを開けにくい場面も少なくありません。

その点、注文住宅は窓の位置や建物の形状を自由に調整できるため、視線を避けながら光を取り込む設計がしやすい特徴があります。

これから住まいづくりを考える方には、カーテンを開けて過ごせる時間を増やす開放的で心地よい暮らしを意識してみましょう。

カーテンを開けて暮らせる家の魅力とメリット

カーテンを開けて暮らせる家のキッチン

天気の良い日にカーテンを開けて自然光や景色を楽しめる住まいには、日々の暮らしを豊かにする多くの魅力があります。

ここでは、カーテンを開けて過ごせる家がもたらす主なメリットを整理していきましょう。

開放感のある気持ち良い空間をつくれる

カーテンを開けることで光や景色が暮らしに自然と溶け込み、開放的で居心地の良い空間をつくれるのは大きなメリットです。

 

  • 朝日を浴びながら一日を始められる
  • 季節の移ろいを室内から感じられる
  • 視線が抜けることで空間が広く感じられる
  • 室内のデザイン性が引き立ち、どこにいても落ち着ける

 

上記のように、周囲の視線を気にせずカーテンを開けられる家をつくることで、ライフスタイルの幅が広がります。

例えば、朝日を浴びながら一日を始めたり、季節の移ろいを室内から感じたりできるのは、カーテンを開けて暮らせる家だからこそのメリットです。

また、カーテンを開けることで視線が抜け、自然光をたっぷり取り込むことで室内のデザイン性も引き立ち、どこにいても落ち着ける心地良い空間が生まれます。

カーテンやブラインドの選択肢が広がる

視線を気にせずカーテンを開けられる家では、窓まわりのデザインやインテリアの選択など自由度が広がるのもメリットです。

周囲の視線が気になる家では厚手のカーテンやロールスクリーンを選ぶ必要があり、素材やデザインの選択肢が絞られます。

しかし、間取りや窓の配置に工夫して視線を上手く遮れば、光を柔らかく取り込みながらプライバシーを守れるアイテムも選べるようになります。

 

  • レースカーテン
  • ブラインド
  • ロールスクリーン
  • シースルー素材のカーテン

 

例えば、レースのカーテンで光を柔らかく取り入れることで、ホテルライクな落ち着いた雰囲気をつくりやすくなります。

また、カーテンやロールスクリーンなどの素材・色・デザインの幅が広がり、インテリアに合わせて窓まわりをトータルコーディネートしやすくなるのも大きなメリットです。

「カーテンを開けて暮らせる=カーテンが不要」ではない理由

カーテンのある家

どれだけ間取りや窓の配置を工夫しても、カーテンがまったく不要になるわけではない点に注意が必要です。

建築基準法では居室に採光を確保するための開口部が求められ、窓がある以上、光や視線を調整したい場面は必ず生まれます。

大切なのはカーテンを使わないことではなく、開けて過ごせる豊かな時間をどれだけつくれるかという視点です。

西日が強い時間帯や、夜間のプライバシー・防犯を考慮したい場面では、カーテンやブラインドが役に立ちます。

光の向きや周辺環境によって、視線を遮る必要が生じる瞬間は避けられないため、完全にカーテンをなくす計画は現実的ではありません。

そのため、窓の高さや向き、外構との連動、建物の形状などを適切に整え、カーテンを開けていても過ごしやすい状態が続く間取りを計画することが重要になります。

カーテンを排除するのではなく、景色や光を取り込める時間を最大化する設計が、暮らし方に大きく影響します。

カーテンを開けて暮らせる間取りづくりのポイント

窓を開けて暮らせる家の打ち合わせ

実際に、カーテンを開けて暮らせる家をつくるための、間取りの考え方や工夫についてチェックしていきましょう。

まずはライフスタイルを考える

カーテンを開けて暮らせる家をつくるためには、最初に新しい住まいでどのように過ごしたいかを整理することが重要です。

どこまで視線を遮りたいのか、シルエットまで見せたくないのか、どんな光が心地よいのかといった価値観は、ご家族ごとに異なります。

例えば、周囲の家や通りの人と視線が合わなければ良いのか、あるいは夜間のシルエットも見せたくないのかによって、適切な窓の高さや配置は変わってきます。

暮らし方の細かなニュアンスについてしっかり考え、設計者と共有することで、カーテンを開けて過ごせる魅力的な住まいづくりが可能になります。

窓の高さ・位置を工夫する

周辺環境や間取りに合わせて窓の高さや位置を調整することは、カーテンを開けて暮らすための基本的なポイントです。

窓の位置によって光の入り方や視線の届き方が変わり、室内の見え方やプライバシー性に影響します。

視線が抜ける高窓やスリット窓、隣家と重ならない配置などの工夫を重ねることで、開放感とプライバシーを両立でき、カーテンを開けて暮らせる住まいをつくりやすくなります。

また、周囲からの視線が届きやすい場所に無理に窓を設けず、ほかの方向で採光や通風を確保するのも1つの考え方です。

〈関連コラム〉

窓が少ない家のメリット・デメリット|後悔しない考え方や施工事例を紹介

 

建物形状で視線をコントロールする

外からの視線を自然に遮りながらカーテンを開けられる間取りをつくるために、建物の形状を調整する方法もあります。

例えば、コの字型やロの字型の中庭やコートがある家は、外からの視線が届かずカーテンを開けられる間取りをつくりやすいです。

〈関連コラム〉

中庭のある家の間取り実例|メリット・デメリットや間取りづくりのポイントも解説

 

また、過ごす時間が長いリビングを2階に配置するなど、周辺環境に合わせて視線が届きにくい開口部をつくる方法はさまざまです。

土地の形状や間取りとの兼ね合いも考えつつ、建物全体で視線をコントロールすることも意識してみましょう。

土地選びも重要な要素

カーテンを開けて暮らしやすい家づくりは、土地選びも重要な要素の1つです。

隣家や通りからの距離が遠い土地はプライバシー性を確保しやすく、カーテンを開けて生活できる間取りをつくりやすい傾向があります。

また、同じ高さの建物がない高台の土地も、開放感のある間取りをつくりやすいです。

こちらのコラムで高台の土地での家づくりについて詳しく解説しています。

〈関連コラム〉

高台の土地に家を建てるメリット・デメリット|後悔を防ぐ対策や眺望の良い注文住宅施工事例を紹介

 

これから土地を購入して家を建てる場合は、必ず周辺環境をチェックして、プライバシー性と開放感を両立できるか考えてみましょう。

建物や通りが近い場合は、フェンスや生垣など外構の工夫でプライバシー性を高めて、カーテンを開けられる空間をつくる方法もあります。

光の取り込み方を工夫する

光の取り込み方を確認・工夫することも、カーテンを開けて心地よく暮らす家づくりのポイントです。

太陽光の強さや角度は時間帯や季節によって変わるため、まぶしさや夏の暑さなどを軽減する工夫が求められます。

庇で直射日光を調整したり、ルーバーで程よい光量に抑えたり、光の量や入り方を調整することで、カーテンを開けて快適に暮らせる間取りをつくりやすくなります。

カーテンを開けて暮らせる間取りを実現した注文住宅

最後に、設計の工夫で視線を気にせずカーテンを開けて暮らせる間取りを実現した注文住宅の施工事例をご紹介します。

事例①

カーテンを開けて暮らせる家の外観

▼西八朔の家

こちらのお住まいは、高低差のある土地の特徴を活かし、カーテンを開けて開放的な暮らしを送れる間取りを実現した事例です。

 

カーテンを開けて暮らせる家の2階リビング

▼西八朔の家

2階のリビングは、高台の景色と開放感を楽しめる素敵な空間に。

 

カーテンを開けて暮らせる家のリビング

▼西八朔の家

リビングの両側に窓を設けてさらに開放感を高め、コートのように視線を遮りカーテンを開けて暮らせる間取りになっています。

事例②

カーテンを開けて暮らせる家の外観

▼光と風のコートハウス

こちらは診療所と住まいの兼用住宅で、複数のコートから光と風を取り込める間取りになっています。

 

カーテンを開けて暮らせる家のリビング

▼光と風のコートハウス

リビングの窓はすべて壁に囲まれたコートになっており、周囲の視線を気にせずカーテンを開けて過ごすことができます。

 

カーテンを開けて暮らせる家の中庭

▼光と風のコートハウス

リビングとつながるデッキは、天気が良い日にさまざまな過ごし方ができるスペースに。

 

▼ケースイットの施工事例

 

まとめ

カーテンを開けて暮らせる家をつくるためには、ライフスタイルや周辺環境に合わせた窓の配置、建物形状などを総合的に整えることが重要です。

視線を適切にコントロールできれば、カーテンを開けて自然光を取り込みながら、快適に過ごせる魅力的な住まいをつくることも可能です。

私たちcaseIT(ケースイット)は、お客様のライフスタイルやご要望をお伺いし、理想的な住宅づくりをお手伝いする設計施工会社です。

理想の住まい像から逆算した土地探し、プランづくりのトータルサポートも可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

▼caseIT(ケースイット)へのお問い合せ

 

監修者情報

石井崇秀/caseIT株式会社代表取締役のプロフィール画像
石井崇秀/caseIT株式会社代表取締役
■ 経歴
別荘や集合住宅、医療施設、商業施設の設計を経て、2016年にcaseITを設立。住宅やリノベーション、店舗デザインを幅広く手がける。
「すべてのデザインに理由がある」を信条に、美しさと機能性を両立した家づくりを実践。土地探しからメンテナンスまで寄り添い、年間5棟限定で丁寧な家づくりを行っている。

■ 資格情報
二級建築士(神奈川県知事登録 第11074号)

Contact

家づくりに関するご相談は何でもお気軽にお問い合わせください。
開く
お問い合わせ